大企業に飲み込まれずに、自分で時間をコントロールする

いま、ひょんなことから、日本の大企業で働いている。小さい組織で仕事をした方が、成長できるとわかってはいるが、やむ終えない事情でこうなった。

最初は、会議進行や会話のペースなど、なんてゆっくり時が進んでいるんだと感じた。が、いまや少しそれが心地よく感じている自分がいる。子育ての寝不足のせい…と言い訳をしたいが、楽に流されている部分はある。

最初は右も左も分からず、キャッチアップのためにせわしなくしていたが、いまはだいぶ落ち着いた。月のスケジュールも立てられ、だいたいこれくらいの仕事をすればよい、という見通しがついた。むしろ、余裕が出てきて、一つ一つの仕事が間延びしている。

一つの時間あたりにかかった時間を明確にする。それを半分の時間で終えられる工夫をする。空いた時間で、さらに価値を生み出すための仕事をする。余裕があって楽だぁ、ではなく、高い目標を持ってどんどん動いていかないといけない。余裕がある時にどう動けるかが、先の結果を左右する。

双子育児

双子の片方が風邪を引いた。風邪を引くと、鼻がつまり、夜眠れなくなる。それをあやす奥さんも眠れなくなる。今日は、細切れで1時間くらいの睡眠時間だったらしい。私は、2回くらい起きた…ような気がする。明け方のは記憶がある。もう一人が抱っこして欲しいと泣き出した。そして、奥さんが部屋の電気をつけた。そこで、起きた。逆にいうと、起こされた形だ。

基本的に、あまり泣き声は聞こえない。男の耳の構造なのか、ホルモンのせいなのか、ほとんど聞こえない。よっぽどの時だけだ。よっぽどの時というのは、双子共々大声で泣き続けているような時。

それでも、眠たい。睡眠時間は確保できているが、仕事から帰宅してから寝かしつけるためにずっと面倒をみて、やっと気が休まるのは深夜だ。夜中は夜泣きでたまに起きる。最近、日中の集中力が欠け気味だ。でも、子育てを言い訳に仕事のパフォーマンスを落としたくはない。

 

美味しい食事

美味しい食事を因数分解すると

・食材 × 料理人 × 一緒に食べる人

の3つだ。

 どんなものでも、一緒に食べる人で美味さが決まるという人もいるが、どれもかかせない。

いい料理でも、1人で食べると、おいしさは半減する。一緒に食べる人が良くても、美味しくない食事は美味しくない。

まさに因数分解で、掛け算なので要素が1以上じゃないと、結果は大きくならない。

子供の夜泣き

流石の奥さんも限界はあり、子供が夜泣きしても起き上がれない時があって。あまりの泣き声に自分で起き出して、一瞬あやした。子供も風邪を引いていて、苦しいのかなと気になった部分もあった。すると奥さんが起きてくれて、すぐにバトンタッチしてくれた。自分は少し夜中だけでも、けっこうしんどかったが、それを数時間おきにを毎日している母親は凄い。

ダメな上司とその対策一覧

・同じ内容の報告を何度も求める

→文書で残して、2回目以降は簡易なもの報告とする

・同じ報告の内容を忘れる

→文書で残して、前も言いましたが…感を出す

・報告した内容を理解していない 

→文書で残して、前も言いましたが…感を出す

・判断基準は上が言っているから

→数字で説得する

・前言撤回の理由が、上が言っているから

→撤回する理由を消すために、上に忙しそうな感じを見せないなどする

・会議の仕切りが悪い

→会議中は別のことをする

・提案してくる施策のセンスが悪い

→ハイハイと言って実行して、無駄を実証する

 

結局、上司の今の仕事が回っていないんだろうなと。だから、マネジメントがボロボロにねる。できるレベルにない人を年次で昇格させる人事がどうかしているし、できない人はクビでよい。仕事の環境は、上司が9割。できない上司に当たった時は、時の運と思って、その中でうまくやる他ない。

 

 

やる、やらない問題

やる、と声を上げることが責任を生む。

色々と面倒なことは発生するが、それを込みでやると宣言する。それは難しい、というのは簡単だ。色々と考え出すと、できない理由はたくさんあげられる。特に、組織内を調整するとなると、頭をかかえてしまうようなことが出てくる。しかし、できる方法を考えるほうが建設的だ。それをどう調整していくかが、腕の見せ所、と思ってやったほうがいい。

 

やる、といったことを忘れる人がいる。それは聞いてないとか、そもそもおれがやらないといけないの?とか言う。こうなるのは、その時々で案件を他人に説明できるレベルでしっかり理解して、スケジュールを引いていないからだ。後から思い出すのは、自分に都合よく脚色された記憶だ。そういう人には、げんちをとり、証跡を残し、進捗管理をしっかりしていくことだ。

 

 

 

KDDIと楽天の提携

2大大企業が業務提携することを発表した。楽天は通信事業のアタッカーとして、KDDIはECの物流、決済のノウハウ利用のためだ。楽天は自社で通信網を作るのはしんどかった、というの想像がつく。一方で、KDDIが提携したのはなぜか。決済分野を制するものは金融を制するといったもので、決済は金融のインフラにあたる。物流はECのインフラだ。ともに、巨額の投資が必要な分野だ。

インフラは共有するが、サービス分野では競合する。そのへんの勝算はデータドリブンを進めている楽天にありそうだ。楽天楽天市場だけでなく、子会社関連会社の販売も、楽天ユーザーで囲い込んでいるようだ。通信事業のモデルを真似るのは簡単そうだが、KDDI楽天経済圏と同じことをやるのは、なかなか難儀だ。

保険などの金融サービスは競合する部分があるが、そこはKDDI楽天を追いかける構図だ。